この漫画でどうやって笑えというのか等の苦情は一切受け付けません。
それでまあ、仕事のついでの昼飯も昨今の事情でできるだけ接触の少ない店ということで限られたネタになるのである。
昨日のひるは山梨県都留市大原にある道の駅つるの富士湧水ポークワインビネガーソテー自然薯定食と鳥もつ煮である。
これが、ステーキの焼き加減と言い、自然薯の出汁と言い、鳥もつ煮の味付けと言い、厨房に板さんがいるんじゃないかという意外なうまさである。
やる気のないクオリティの低いお料理は「二度と食うか!」なんてディスるが、うまいものはうまいとちゃんと褒めるのである。
こんな市役所の食堂みたいな簡素な店で本格的なお料理が出てくるとは思わなかったのである。
人生は運不運がどこでどうなるかまったくわからんのと同様に、どこでうまいものに巡り合うか分からんのである。
だからこの世はどんな状況でも捨てたもんではないのである。
どんな状況にも水のように形を合わせててきとーに生きるのが象気功である。
ハイハイ。
くだんの事情からできるだけテラス席で食いたいのであるが、この日はテラス席が使用できなくなっているのでやむなく店内の人里離れた端っこの席で食ったのである。
それで、軽やかに完食して外に出てのぼり旗を見たら「GoToEat25%引きクーポン券が1月31日まで販売」と書いてあるのである。
これがほんとならこの日のお支払いはおおむね2300円であるのでなんと575円の大損である。
いかに資産200億の富豪と言えども意味のない575円の大損は心胆を寒からしめる失態である。
心胆かよ。
寒からしめるのかよ。
二段ツッコミである。
さらに寒からしめるのである。
それで入り口のポスターをざっと見たら、10000円のクーポンを8000円で買えるらしいのである。
あたしゃ東京住まいであるので、GoToはすべからく取り止めと思い込んでいたのである。
しかし、考えてみれば東京に比べれば山梨はほぼ感染者無しに近い数字であるので、緊急宣言なんか出るわけもなく、GoToトラベルはともかく、GoToEatが継続してるのは当たり前である。
東京から都留市くんだりまで仕事でもなけりゃ今後は来る機会もないだろうと考えて名物の湧水ポークと自然薯と鳥もつ煮を食っちまったので、あとは食いたいもんもないが、悔しいので今月中に仕事があるなしに関わらずまた来るぞと心にかたく誓ったのであるが、もちろんどーだかわからんのは言うまでもないことである。
道の駅の前はリニア試験走行の高架橋である。
大損で悔しいので終わりである。
師匠の食欲は、本当に凄いなと思いました。
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