ぺちぺちくん119・何が何だかわからない病




 象気功

12月23日に山梨県の甲府市に仕事で来て、なにしろあたしも早くやめろと絶叫してたGoToが菅ちゃんのゴリ押しでまだ有効であるので、石和温泉に一泊して湯治である。

地域クーポンも入れるとほぼ半額で泊まれるので、行かなきゃソンソンである。

誰がソンソンだ。

さらに観光業の皆さんには天の助け救世主であることが、GoToを利用して行ってみるとなーるほどと実感できるすばらしい政策である。

いやー、GoToってたまりませんねー。

誰だこんなありがたいGoToを一刻も早くやめろなんて言ってるバカは。

ああ、あたしだ。

東京のウイルスを地方に振りまくんじゃないというお声もあろうとは思うが仕事だからしょーがないじゃんということで、石和常磐ホテルにご宿泊である。

マスクをして予防万全のフロントのおねーさんも「怪しいやつ」と見守る中、ロビーの風景を無事撮影に成功したのであるが、もちろんあたしは宿泊するので怪しいやつではないかもしれないのである。

ふと見るとロビーの横にピアノが置いてあったので、駅ピアノよろしく得意の「ねこふんじゃった」を弾いておねーさん一人の拍手をもらおうと思ったが、バカ丸出しであることが想像に難くないのでおやめになったのは言うまでもないことである。

折しもクリスマウイブ前夜であるので、クリスマスツリーも勇ましく、プレゼントもおいてあるが、別にあたしにくれるつもりはなさそうであるのでパクるのはやめたのである。

そうこうしてるうちに夜の会席料理の「ワイントンほうとう鍋風雅膳」である。


風雅膳のお品書きである。

この風雅膳は料理長の名前入りの自信作であることがわかるのであるが、楽天の説明では「少なめのお料理」という但し書きつきながら、この日は寿司が甲州牛のにぎり2貫に本マグロのにぎり3貫サービスの5貫に、キノコの炊き込みご飯に、ほうとう鍋という炭水化物の揃い踏みで、あたしみたいな大食いはこよなくありがたい限りであるが、ふつーの人ってこれ、食いきれるのかねというぐらいの量である。

まあ、ホテルの営業サイドからすれば食わしとけ食わしとけという作戦であると思うのでさもありなんと軽やかに完食したのはいうまでもないことである。

全部出てくるとこうなるはずである。

はずであって、季節によってそうならない場合もあるのは言うまでもないことである。

そんなホテルサイドの話をあたしが言うことはないのであるが、一応言っておくのである。

お前は常盤ホテルの何なんだと思われても困るので、単なるネタの尺稼ぎであるのは言うまでもないことであると一応言っておくのである。

さらにクリススイブ前夜であるためか、あるいは12月は宿泊客全員にサービスなのか定かでないが、デザートはクリスマス風のティラミスと果物である。

誰がおもしろいんだこんなの、と言われるとぐうの音もぴーの音も出ないが、まあ、てなことである。

あたしが泊まってる5階の部屋の窓はいきなりのゴルフ練習場の絶景である。

「おいおい、何すんだ」と誰でも思う景色であるが、このホテルは老舗であるので、あとからゴルフ練習場が嫌がらせみたいに目の前にできたのかもしれないとご推察申し上げるのである。

一夜明けて、朝のご来光である。

もちろんなむなむして本日の幸多かれとご祈願したのは象源流のいつもの習わしである。

朝飯である。

朝飯もまた盛りだくさんのお料理に卵が3個食えるという豪華版で、コレステロールはたっぷりよという、あたしの胃袋の相手にとって不足はないという布陣である。

文章の低レベル化でお気づきの信者もおられると思うが、わたくしすっかり飽きてしまいました。

でも撮ってきた写真は意地でも使い切るのが我が家の家訓であるので、心を鬼にしてううう、もう嫌だ。

お食事処は個室で、床の間に武者人形と富士山の絵をお飾りになられているのである。

さすがは武田信玄のお膝元である。

文章が限りなくわやである。


地域クーポン券で買った甲斐銘菓の黒丸である。

おわり。

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