さて、緊急宣言がさらに延長されて、日本の夜明けはいったいいつ来るのかということが喫緊の問題であるが、コケコッコーと鶏が鳴いて朝になれば夜明けは来るのである。
明けない夜はないし、やまない雨はないのである。
ううむ、つまらん。
さて、仕事場の6台の壊れたPCを緊急宣言中の暇に明かせていじくり倒していたら4台が直ったという話をしていたわけであるが、なにしろ暇なので残りの2台のうちなんとか直りそうな1台をいじくり倒してみたのである。
上の写真の見た通りの古色蒼然あるいは懐かしい形状のPCは10年以上前に買ったDellの安もんである。
いちおうCorei5であるとはいえ、なにしろOSがWindows7という、今どきPCとしてはある意味骨董品であるし、ぶっ壊れてぴーともぷーともいわないゴミである。
しかし、捨てるのがめんどくさいので他のゴミPCといっしょに物置に放ってあったのである。
裏ブタを開けてみたらメモリは2GBであるが、空きスロットがあるので、まあ、もし奇跡が起きて直ったら増設すればいいやてなことである。
それで、マイクロソフトからダウンロードしたUSBの「回復メディア」を差し込んで、画面にDellマークが出たら最近恒例のF12を連打からあれこれの経過を経て回復が始まったのである。
しかし、数時間かかって回復が100%になったところで、「このPCは回復できませんでした」なんて言うのである。
「なら、早く言えーっ」と、怒鳴りたいところであるが、あたしもたいがい大人であるので、そこはこらえて、次に同じくマイクロソフトからダウンロードしたUSBの「Windows10再インストールメディア」を差し込んでまいどのF12を連打してブートメニューからUSBドライブを選択してインストールを開始である。
そしたら、「ドライブ0パーテイション3にWindowsをインストールすることはできません」だの「選択されたディスクはGPTのパーティションではありません」なんて意味不明のことを言い張って、あれこれやってもインストールできないのである。
それで、困ったときのネット検索をしたら、「コマンドプロンプトを起動してコマンドを入力する」なんて、ハードもソフトも情弱のあたしに無理難題をおっしゃるのである。
どうもディスク形式をMBRからGPTに変更しなければならんということらしいのであるが、さらになんのことやらさっぱりわからんのである。
それでインストールの最初のページに戻ってコマンドプロンプトを立ち上げて、言われるとおりに、diskpartだのlist diskだのselect diskだのcleanだのconvert gptだの書き込んでexitしたのである。
これでMBRからGPTにconvertできたのかどーかはわからんが、再起動してF12を連打してあこれしたら、なんとインストールが始まったのであーらびっくりねである。
そしたら、ぶっ壊れたと思って10年以上物置にほったらかしにしておいたPCがみごとに生き返ったのである。
厚みが4cmぐらいで重さも3㎏以上てな、ファンも回ってデスクトップに蓋を付けたみたいなノートPCであるが、なんかかわいくなってくるじゃありませんか。
なんというか、これはレストアした懐かしい旧車が走り出したのと同様の感覚であるな。
それで、使ってみたらこれがけっこう使えるので大笑いしてしまったのである。
いやはやこれで、6台のゴミPCのうち5台が直って、1台はブックオフに500円でお嫁入して、残り4台が今後のお仕事に大活躍するわけであるが、この世は何があるかわからんので間違ってもアホにのせられて断捨離なんかしちゃあいけません。
ううむ、あいかわらずどーでもいい話だな。
うるせーよ。
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